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本態性舌痛症の症状や対策などはどうしたらよいのか
舌痛症は、引き起こす要因となるものはいくつかありますが、
最も多いのが「本態性舌痛症」というもので、どんな検査を
行ってもまったく原因が見当たらないという判断の難しい症状に
なります。
心因性の病気とされることも多い舌痛症ですが、「口腔内灼熱症候群」
(バーニングマウス症候群)とも言われます。
つまり、口の中が火傷をした時のようにピリピリヒリヒリ痛み、
人によっては耐え難い痛みに感じられることもある問題の症状です。
ただ、他にも鈍痛であったり、刺されるような痛みであったり、
「舌が痛い」ということ以外であまり共通点はありません。
そんなにも痛みを感じているにも関わらず、肝心の舌には
何の異常も見られません。
判断するには、1日に2時間以上痛みが続く場合、そしてそれが
連日3ヶ月以上続く場合とされていて、臨床的には原因疾患を
認めないものとなっています。
とにかく症状としては痛みのみで、炎症も潰瘍もありません。
周りの人はもちろん、医師にも理解してもらえないのが、この病気の
一番つらい点だと言われています。
本態性舌痛症の人は、痛みが気になって仕事も出来なくなり、
日常生活に障害が出るにも関わらず、食事の時や寝る時には
痛みが治まる特徴があります。
抑うつ状態の人も多いために心因性の原因が疑われ、過去に強い
心的ストレスを感じた人がかかりいやすい傾向にあると言われています。
最近では遺伝子的にかかる傾向があるとも言われていて、研究が進めば
解明される可能性もあるのですが、残念ながら現在では有効な
治療手段はないようです。
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